NORAINU JONES

ランエンドランのサバイバル生活

日々の話

そういえば今まで私が何をしてる人なのか、

ほとんど書いてなかったような気がしたので、

少しずつブログに書いてみようかと思います。

 

ファッションの専門学校で服作りを勉強して、

パタンナーという型紙作りの職に付いた。

新卒で入った会社がかなり変わった会社で、

サンプルをたくさん縫いまくっていました。

(通常の会社では外注に出す事が多い。)

CADを使用した型紙製作が主流の世の中で、

全て手作業という絶滅危惧種なスタイルだった。

入社してそこまで時間が経ってなかった頃、

リーマンショックが起こり、初めて失業する。

 

失業後、運良く次の会社が見つかる。

前職と同じくパターン手引きの会社だった。

そしてまたしてもアパレル業界定番の下積み、

縫って縫って縫いまくる生活が続くのだった。

しかし世の中の不景気のあおりを受けたのか、

入社約半年で会社倒産、再び失業する。

 

景気が悪いとはいえ2社連続の失業はつらい。

経験年数も浅く、スキルに自信もない。

そんな度重なる失業ライフを繰り返しながら、

今も繊維業界の片隅で、失業に怯えながらも

ランエンドランのサバイバル生活をしています。

 

失業ライフを経験した事を振り返ってみると、

雇い止めに合った2社に共通していた事は、

手引きでパターン作成するなど体制が古く、

CADを導入していないため、作業効率が悪い。

効率が悪いため、社員が多く人件費がかかる。

昔からのやり方を変える事が出来なかったため

時代に乗り遅れてしまっていたのだろう。

 

世の中や時代は日々変わっていくという事に

目を背けずに柔軟に生きていかなくては、と

気付かせてくれた、そんな失業体験でした。

自分の得意な事、出来る事を活かしつつ、

理想の生活を探していこうと日々考えてます。

 

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